INSTITUTIONS
-
データサイエンス学部
データサイエンス学部は、蓄積された膨大な情報を活用して「知の創造」を行う、人類の新たな時代を切り拓く学問であるデータサイエンスの教育・研究拠点です。現代社会では、ネット検索や電子マネーの履歴データ、SNSにアップされた写真・動画コンテンツ、IoTデバイスから収集されるセンサーデータなど、あらゆる領域で生成される多様なデータを活用し、従来では考えられなかった革新的なサービスや価値を創出することが可能になっています。
本学部では、統計学や数学的基礎に基づいてデータを正確に読み解く分析力、AIや機械学習技術を用いてデータから新たな価値を生み出す創造力、そして生み出された価値を社会に拡げてイノベーションを起すビジネス力を総合的に育成し、次世代のデータサイエンティストを輩出します。
-
アジアAI研究所
武蔵野大学アジアAI研究所は、研究成果を通じてグローバル社会にイノベーションをもたらすことを目的として、人工知能技術(AIT)の拠点として設立されました。同研究所は、アジアおよび世界全体にわたって、産業界、企業、政府、学術界を含むあらゆる組織間での協働活動を創出するプラットフォームを提供しています。
「日本、アジア、欧州で連携して、世界のAI科学研究の進歩と人類の発展に寄与する」をビジョンに掲げ、データサイエンス学部発足時に立ち上がったAIの高度国際研究を行う研究機関として、日本、アジア、欧州の研究機関、研究者、政府機関、企業が連携し、世界に貢献するAI研究を先導するためのハブとなることを目指しています。
-
大学院データサイエンス研究科
大学院データサイエンス研究科は、2019年に私立大学初となるデータサイエンス学部開設に続き、2021年4月に修士課程を、2023年4月には博士後期課程を開設した、データサイエンス分野における高度専門人材育成の拠点です。元・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科委員長の清木康教授が研究科長を務め、「データサイエンス技術」「データサイエンス応用」「ソーシャルイノベーション」を主要3基軸として、世界最先端の研究・教育を展開しています。
本研究科では、分野横断型研究と国際的な大学・研究機関との連携を基盤とし、8つの研究プロジェクトを通じて先端的データサイエンス教育・研究システムを構築しています。基盤科目と専門科目に加え、国際インターンシップを含む専門実践科目、そして初学年から配置される研究指導科目により、理論と実践を融合した最先端の学びを提供しています。日本政府の「AI戦略2019」に基づき、グローバル社会で活躍し、時代の変化を先導する国際的なリーダーとなるデータサイエンスプロフェッショナルを育成し、世界レベルのトップクラス人材の輩出を目指しています。
-
国際データサイエンス学部(通信教育部、設置構想中)
国際データサイエンス学部は、地球規模で複雑化する社会環境や自然環境の課題に対して、データサイエンスによる新たな解決方法論を提供する学術拠点です。データサイエンスは、情報空間における課題の俯瞰・共有・分析・解明・発見・改善を可能にする新しい学術領域として注目されており、産業界においてもデータサイエンスの専門知識と新技術を活用した高度な応用力を持つ人材の育成が、企業のイノベーション創出に不可欠となっています。
本学部では、最先端の人工知能(AI)に関する知識とスキルを身に付け、さまざまな社会的場面で収集される膨大なデータ(ビッグデータ)を分析し、グローバル社会で活躍する新たなビジネスを創出する次世代データサイエンティストを育成します。