【招待講演】Fireside Chat with Sota Kobayashi ― シリコンバレーで起業中のエンジニアと考える「エージェント時代の人間の主体性」
シリコンバレーでスタートアップの起業中のソフトウェアエンジニア・起業家の 小林聡汰(こばやし そうた) さんをお迎えし、Fireside Chat を開催します。AI エージェントが当たり前になる時代に、人間の「自分で考える力」や主体性をどう守り、どう拡張していくのか。現場でプロダクトをつくりながら問いに向き合う小林さんと、少人数でじっくり語り合う一時間です。
データサイエンス、AI エージェント、起業、留学、海外でのキャリアに関心のある学生にとって、またとない機会です。ぜひご参加ください。開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Fireside Chat with Sota Kobayashi |
| 日時 | 6月19日(金)17:00–18:00 |
| 会場 | 武蔵野大学 有明キャンパス 5号館6階 データサイエンス学部共同研究室 |
| 形式 | Fireside caht形式(対面・少人数) データサイエンス学部 高橋との対談形式 |
| 参加登録 | 事前に下記フォームよりご登録ください。 forms.gle/ny4mWppULKS9xdSw7 |
登壇者プロフィール:小林聡汰(Sota Kobayashi)
Founder / Software Engineer。UC Berkeley でコンピュータサイエンスの学士号(BA)を取得後、シリコンバレーを拠点に製造業向けの AI システムを手がけてきたソフトウェアエンジニア・起業家です。現在はDeNA が運営する起業家育成プログラム DelightX の Cohort 2 に参加し、シリコンバレーで自身のスタートアップの立ち上げ、AI と人間の関係性を再構築し、人間の新たな可能性を広げることを目指しています。
取り組んでいること
小林さんが取り組んでいるのは、パーソナルAIエージェントと、エージェントネイティブなサービスが自然につながるための仕組みづくりです。今後、Webサービスや店舗、行政、企業システムは人間だけでなくエージェントによっても運営されていくと考えています。一方で、個人や企業の文脈、プロフィール、意図、履歴のような情報を、エージェント同士がスムーズに受け渡す方法はまだ十分に整っていません。
そこで関心を持っているのが、「人やモノにひもづいたコンテキスト」を、必要な相手に、必要な形で渡せる仕組みです。個人のエージェントが、エージェントネイティブなサービスに自分の状況を伝えたり、逆にサービス側から個人に必要な情報を返したりする。そのやり取りを、メールアドレスやアカウント交換ではなく、エージェント同士の関係性として扱えるようにしたいと考えています。イメージとしては、エージェントの電話帳のようなものです。
『攻殻機動隊』や『ロックマンエグゼ』のように、人の周りにさまざまな知的な存在がいて、それぞれがサービスやモノ、場所、組織と結びついている世界観も、この構想の背景にあります。ただしこれは人間を置き去りにするものではなく、人間を非本質的な作業から解放し、人間の主体性を高め、人間を拡張する方向を目指しています。単にAIに作業を代行させるのではなく、人がよりよく考え、選び、関係をつくるために、エージェントが前提となる時代のサービスのあり方を再設計しようとしています。
これまでの経歴(抜粋)
Woven by Toyota / ソフトウェアエンジニア(2025年9月–2026年2月)― 製造工場の全工程を対象としたデジタルツイン・ソリューションに従事。トヨタの未来都市 Woven City で使われているのと同じ技術を、既存産業に持ち込む取り組み。クライアントの要件定義からデータパイプライン設計、システム実装まで、ソフトウェアエンジニアリングとソリューションアーキテクチャの橋渡し役を担当。
UnitX / ソフトウェアエンジニア(2022年7月–2025年5月、米カリフォルニア州サンタクララ)― Django と React を用いた AI ビジョン検査プラットフォームのフルスタック開発をリード。製造業の欠陥検出向けに 2.5D 画像ワークフローを開発し、国際チームと協働。
国際文化会館/ 新渡戸リーダーシップ・プログラム フェロー(2025年8月–2026年3月)― 厳しい選考を経て選出された7か月のリーダーシップ・プログラム。プロジェクト推進のための分科会「Project Management Squad」を自ら立ち上げて主宰したほか、AI と人間の自律性に関するリサーチ、非エンジニア向けの AI ハンズオン・ワークショップなどに取り組む。
和から / 数学・統計・機械学習 講師(2019年–2021年)― 大学生・社会人への個別指導や企業研修、GMAT や統計検定、大学院入試対策などを担当。
学歴・その他
University of California, Berkeley ― コンピュータサイエンス 学士(BA、2022年)
Diablo Valley College ― 数学 准学士(2016年)
都立日比谷高校 出身
言語:日本語(ネイティブ)/英語(ビジネスレベル)
特許:限られた学習データを持つモデルのための異常検知(Anomaly Detection for Models with Limited Training Data)
こんな方におすすめ
AI エージェントやエージェント・ネイティブなプロダクトに関心がある方
シリコンバレーでの起業やキャリア、海外でのエンジニアリングについて聞いてみたい方
「AI と人間の主体性」というテーマを、技術と社会の両面から考えてみたい方
少人数開催のため、登壇者へ直接質問できる時間も設ける予定です。ご参加をお待ちしています。
MIDSでは2027年4月入学の2期生を現在募集中です。詳しくは武蔵野大学の入試情報をご確認ください。
お問い合わせ: 武蔵野大学アジアAI研究所
〒135-8181 東京都江東区有明3-3-3 武蔵野大学 有明キャンパス
高橋雄介 准教授 yusuke@muds.ac
関連リソース:MIDS公式サイト
